SBSブレーキパッドとは?
SBSブレーキパッドとは?
sbsブレーキパッドは3層構造、それは過酷な状況でも安定した最高のパフォーマンスを発揮できる為に必要な技術力の結晶。
高品質の秘密は特殊ブレンド技術 ウルトラソニックUCT
sbs社の特許であるウルトラソニックUCTというライニング材のブレンド技術は実験室とサーキットで長年に亘る研究開発の結果、生まれた方法で、超音波を用いて構成素材をバランス良く、また完全にブレンドさせることができる特殊な技術です。いかなるライニング材であっても、チューンされていなかったり、また不完全なブレンド方法で製造されていると、様々なハンディキャップが生まれます。ホットスポットやフェード、またローターの早い摩耗等はライニングの材質が完璧に正しくブレンドされていないと発生する問題です。
sbsではウルトラソニックUCTを駆使し、メタル合金の成型技術、特殊な分子構造の物質の開発、ライニングの加工技術等を世界最高峰のものとし、世界中のモーターサイクルのために、より良いブレーキシステムを提供するものと自負しています。
sbsのみの安定性能技術 マトリックスフック
ライニング材とバックプレートとの結合には通常は接着剤を使用しますが、強い圧力と高温に連続的に晒され、繰り返される事により接着剤が分解し、ライニング材の剥離が生じる危険性があります。このため確実に接着するには精密な結合技術が必要となります。
sbsでは業界唯一、セラミック材、カーボン材、一部シンター材にバックプレートとライニング材の結合面にフック状のマトリックスを展開。接着剤不要の結合を可能としました。これにより剥離の心配がなく、接着剤の厚みがない分余計な振動、共鳴を抑制し、しっかりしたレバーフィーリングを実現します。
sbsブレーキパッドは常に進化し続け、安定した最高なパフォーマンスを供給する為、日夜研究開発を行っています。
世界NO,1のシェアを誇るsbsブレーキパッドの開発、製造メーカー「sbs」は1964年に設立。その後70年代に入ってから、オートバイ用のブレーキシステムの開発に着手。開発当初は当時主流だったアスベスト(有害発癌物質)を一切使用しないという環境への配慮を怠らない基本姿勢の元、さらに性能の向上を求めてsbs社独自の超音波を用いたライニング材ブレンド技術「ウルトラソニックUCT」を駆使した高性能ブレーキパッドとしてsbsブレーキパッドは誕生した。
現在も時代の推移に合わせ高性能化するマシンに常に最高のブレーキパッドを供給する為、工場の生産システム自体が国際工業規格「ISO 9001・2015]という非常に厳しい生産管理体制を確立。さらに新しいライニング素材の可能性やその素材の化合比、バックプレートとの結合状況など、新たな開発を担当する専用開発ラボを常設。
またこのラボの一室にはあらゆる走行条件(速度、距離、ディスク温度、ブレーキホース圧力、ブレーキ液温度、レバーの操作量、加減速G等)及び、気象データ、走行風までも再現できる巨大なシュミレーターがあり、新素材の研究や検査が行われている。さらにラボと直結したレーシングチームの積極的なレース参戦によるデータ収集や実走行試験等、万全の開発体制を結んで、高性能パッドの新たなる可能性を探求している。
またブレーキパッドの規格についても、ヨーロッパ全土で採用され、世界一厳しい事で知られているドイツの「ECENO,78・01」を始め。各主要国の規格を軽くクリア。「日本JISZ 9901-1991含む」妥協を許さない職人気質のスタッフに支えられ、ばく大な時間と多くの研究を重ね完成するsbsブレーキパッド。あなたも是非世界最高水準の技術力を体験してほしい。