- ボアアップKITはその地区の役所によって異なりますが改造申請、及び遵法運転等の条件を満たせば、一般公道走行が可能です。必ず、普通二輪免許小型限定以上の免許取得、及び原付2種ナンバープレートの交付を受けて下さい。
- 性能を十分に発揮させるため、それに見合ったキャブレター、マフラー、クラッチ、オイルポンプ、CDIの交換やオイルクーラーの装着、スプロケットのセッティング等が必要です。また、エンジンオイルも当社指定オイルをご使用下さい。
別途装着するパーツは各ボアアップKITにより異なります。装着するボアアップKITや好み、使用条件に見合ったパーツを選択し、セッティングを施して下さい。
またDOHCシリンダーヘッドは専用吸気ポートを採用しているため、専用キャブレターKITが必要です。 - 108cc以上のボアアップKIT、SE-PROボアアップKIT、DOHCボアアップKITの全ての排気量は競技での使用を前提に設計されています。よってメンテナンスサイクルも短くなります。
- エンジンサイズは124ccのシリンダーが+約6mm、SE-PROシリンダーヘッドが+約6mm、DOHCシリンダーヘッドが+約4mmエンジン長が長くなります。(DOHCシリンダーヘッドの天地高さは163.4mmと広がります。)これにより、フェンダーやタイヤサイズ(外径)等とのクリアランスを十分確認して下さい。フロントフォークがボトムした際、タイヤがシリンダーヘッドに干渉してしまうと致命的な事故につながります。
また、スーパーオイルクーラーKITの5段コアタイプはクリアランス不足の為、装着できません。 - φ54シリンダー(95cc、117cc、124cc)はクランクケースのボーリング加工が必要です。
- シリンダーを取り付ける際、シリンダースリーブとクランクケース側の貫通穴との隙間が0.5mm以上あることを確認して下さい。クランクケースの製造誤差により0.5mm以下、もしくはシリンダースリーブが干渉する場合があります。その場合はクランクケースの貫通穴を正確に削って0.5mm以上のクリアランスを確保して下さい。
- φ54シリンダー(95cc、117cc、124cc)はクランクケースのボーリング加工(φ56.9±0.1mm)が必要です。
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クランクケース切削加工は当社でも行っていますので、ご利用下さい。
加工料金 ¥8,000(送料、税別)